東京商品取引所から大阪取引所へ先物取引一部移管 総合取引所誕生

7月27日、東京商品取引所に上場していた貴金属、ゴム及び農産物の先物・オプションが大阪取引所へ移管されました。日本証券クリアリング機構日本商品清算機構も統合。
2006年から15年近くかかった「総合取引所構想」がようやく日の目を見て、いよいよ商品と株が一体となりました。東京商品取引所に原油や電力の先物取引は残ったままですが、日本取引所グループの中に総合取引所が誕生しました。

総合取引所の実現について -Commodity is mine-

総合取引所誕生の会見


写真提供=大阪取引所広報


当日の会見は五代友厚氏の銅像が立つ北浜の大阪取引所1階アトリウムで。

株式会社日本取引所グループ 代表執行役グループCo-COO(兼 株式会社大阪取引所代表取締役社長、株式会社東京商品取引所代表取締役会長) 山道裕己(やまじひろみ)氏が挨拶しました。

今後の期待は、「利便性の向上」と「金融フローの流入」。「コモディティ市場の流動性の向上が実現することを確信する」と述べました。


【今日イチの言葉】

「Total Smart Exchange」

誰もが安心かつ容易に取引できる取引所。

JPXには株式を扱う「東京証券取引所」があります。大阪取引所もTOCOMもいずれはここと一緒になるのかな。

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