東京での気温が30度を越えるなんて、5月の陽気じゃないですよね。そんな暑い最中の5月25日(土)、東京商品取引所にある商品先物取引の情報発信スペース「TOCOMスクエア」は、開設3年目を迎えた記念イベント「TOCOMスクエア3周年記念イベント世界経済の潮流とコモディティ~貴金属・原油~」を開催しました。
募集人数は60名ですが、補助イスを出すほどの盛況ぶりでした。
司会はフリーアナウンサーの大橋ひろこさん。TOCOMスクエアナビゲーターの山本郁さんが「TOCOMスクエア」の役割を紹介しました。
1階には美味しいTOCOMオリジナルコーナーコーヒーもあるので、堀留町界隈に出向いたときはふらっと立ち寄ってみでくださいね。
第4回目を迎えているTOCOMリアルトレードコンテストの参加者は5月現在で360名超えたそうです。エントリーは9月末までできるそうでよ。
前半の講演は、ココスタ代表・トレーダーの佐々木徹氏による「原油の取引~基礎編」。「逆ざやに売り無し」のお話など。
休憩は25分。参加者は一階で協賛のサンワード貿易と岡安商事のブースを回ったり、サンワード貿易のミニセミナーに参加したりと思い思いに過ごされていました。
後半の講演は、複眼経済塾(旧四季リサーチ)で取締役・塾頭を務めるエコノミスト・為替ストラテジストのエミン・ユルマズ氏による「世界経済の潮流とコモディティ ~貴金属・原油~」。この日はラマダン中でした。
「金」の話しでは「世界の取引所の歴史」を。「日本は1730年の大阪堂島の帳合米取引での先物取引が世界初」と説明。
投資はリスクを分散すること。タンス預金は1番危険?日本は150年で2回お金が無価値になっている。だから10年後に「現金」「預金」を持っていることに価値があるのかなんていうお話も。
講演の途中、地震が!
15時20分。千葉県南部震度5。
セミナー会場は地下でしたが、「ドスン」と一回沈みましたよ。
講義のあと、エミン氏への質問へは大橋氏が対応しました。
終わったら、1階で2名との懇親会。投資家の皆さん、積極的にコミュニケーションです。
【今日イチの言葉】
「原油」。
「金」ではなく、ですね。
この場所=「TOCOMスクエア」では、もう「金」だけをテーマにしたセミナーは無
理だということでしょう。
東京商品取引から、「金」の取引は大阪取引所に移ります。