Category Archives: 商品先物
さきもの女子会、キック・オフ!
日本の商品先物取引が持つイメージの悪さを払拭するには、
今、何が必要なのか、何が足りないのか。
女性ならではの視点で考えるゆるやかにつながる場を持ちたい。
そんな気持ちで「さきもの女子会」を本日3月30日に起ち上げました。
メンバーは商品先物取引業界で働く女性たち。
休日。しかも絶好のお花見日に、
どうしたら個人投資家が取引に参加しやすい環境を整えられるのか。
商品先物取引の楽しさを端的に伝えるにはどんな言葉が最適か。
どんなタイプの女性に商品先物取引を始めてもらいたいか。
等々について大いに真面目に語り合いました。
といっても、
美味しいランチをいただきながらだったり、
花冷えする井の頭西公園のベンチで
ワインを傾けながらだったり、
桜満開の井の頭池をお散歩しながらでしたが。
液化天然ガス(LNG)先物が
14年度に上場される方針が
経済産業省から発表されて、
国内の商品先物取引には
新しい風が吹き始めようとしています。
お米の先物取引が
試験上場されたときの二の舞にならないよう
どうせまたとか、今までもこうだったからとか、
これがあるからできないという気持ちを捨てて、
商品先物業界内部から
まず盛り上がっていきたいものです。
私たちもこの会を通じて
女性だからこその柔らかい発想で、
これからの商品先物取引の振興を考えていきます。
次回はゴールデンウィーク明けの開催を予定しています。
武蔵野の林全体が新緑に染まる頃、また吉祥寺で集まりましょう。
大混雑の七井橋を渡りきったところで、
偶然にもメンバーの会社の同僚とばったり。
「さきもの女子会」の起ち上げ趣旨説明の立ち話で盛り上がりました。
うーん。
これは幸先良い兆しかも。
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商品先物業界賀詞交歓会2013
2013年1月4日。商品先物業界合同の賀詞交歓会に出席しました。
会場は昨年同様、茅場町駅近くの鉄鋼会館。
2月12日、東京工業品取引所は東京穀物商品取引所から
トウモロコシ、大豆、小豆、粗糖(精製前の砂糖)の移管を受け、
「東京商品取引所」へと名称が変わります。
吊り看板に6団体の名前が並ぶのは、今年が最後でしょう。
年頭所感で東京工業品取引所の江崎社長は、総合取引所構想の流れについて、
「海外、国内のどことどのように連携するのが最善の道なのか
夏までに目処をつけ、遅くとも年内いっぱいには結論を出す」
と語っていました。
経済産業省からは、商務流通保安審議官の豊永厚志氏が出席されました。
「今年は、オフェンス=攻めの年。
国際化も視野に入れ、今までとは異なる分野へと活動の場を広げてほしい」と挨拶。
続いて、農林水産省からは大臣官房審議官の櫻庭英悦氏が、登壇され、
「東京穀物商品取引所は解散するが、そのDNAは引き継がれる」
試験上場から1年4ヶ月経ったコメ先物については、「今年の夏に結論を出す」と述べられました。
また経産省同様、国際化に言及し、
「日本が国際社会のリーダーとして市場を活性化するために
何ができるかを業界の皆さんと共に考えたい」と結びました。
2013年巳年。商品先物業界は激変の年。
来年のことを言うと、鬼が何匹も高笑いしそうですが、
2014年の歌詞交歓会で
すっきりと生まれ変わった商品先物業界の姿に出会えるように、
この1年、攻めの姿勢で経営に、営業に、広報に取り組んでいきましょう。
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調査部会 コモディティー・ボイスネット
http://www.commodityvoice.net/
在京の商品先物取引業者および商品取引所、関係諸団体を
中心に 構成される非営利の任意団体である
「調査部会」(正式名称:東京商品取引員調査部会)が
運営する情報提供サイトです。
企業の枠を越えて売買方針などを『音声』で個人投資家の皆さまに広く紹介しています。
コモディティーボイス・ネット公開に寄せて[(有)ワーズオン/鈴木佐知子]
更新時間は、毎週(月)(水)(金)の朝7時30分から8時頃ですのでぜひお聴きください。
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コメ先物取引の行く末を憂う
「コメ先物市場の灯を消すな 」というタイトルがあまりに嬉しかったので、
6月29日付日経の社説を全文を引用させていただきます。
現状の出来高からすると悲観的になりますが、業界人よ!奮起しましょう。
私たちがやらずしてどうして灯を灯し続けられるのですか。
農林水産省は農業団体に配慮し、コメ先物はない方がいいと考えているのだろうか。農業政策の重要分野だからと市場の監督権限にはこだわる。にもかかわらず必要な市場活性化策を出さないのだから、そう思わざるを得ない。
コメの先物取引が国内で72年ぶりに復活したのは昨年8月。東京穀物商品取引所は茨城県などの関東産コシヒカリ、関西商品取引所は石川県などの北陸産コシヒカリを試験上場した。
しかし、今年5月末までの1日の平均売買高は東穀取が403枚(1枚は6トン)、関西商取は779枚(同3トン)にとどまる。東穀取が目標としていた5千枚を大きく下回っている。
経営不振の東穀取は、来年2月に上場商品を移管し、解散すると発表した。トウモロコシや大豆など主力商品の行き先は東京工業品取引所に決まった。ところが、コメだけは関西商取に移る。主管取引所での取引にこだわる農水省の意向が働いたという。
昨年の関西商取の売買高は東工取の0.6%にすぎない。東穀取のコメ先物は関西商取に移ると、時間を区切って取引する昔ながらの売買手法に戻る。
株式や金融先物、商品を一括して売買できる総合取引所が誕生する場合も、コメ先物は加わらない。監督権限は農水省が握る。
農水省がそこまでコメ先物にこだわるのなら、農業団体に取引への参加を促すなど売買を増やし、市場を機能させる支援策を出すべきだ。関西商取も所轄官庁としてテコ入れしてほしい。
売買は低迷していてもコメ先物の効用は出ている。昨年11月に始まった現物の受け渡し決済は、流通企業などがコメ調達に利用している。5月には現物市場の品薄感を映して東穀取のコメ先物が上場来高値を付け、国内唯一の価格指標として機能し始めた。
試験上場のコメ先物は来年夏までに本上場の適否が判断される。せっかく復活したコメ先物を試験上場だけで終わらせたくない。
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コモディティー・オンラインTV、始まる!
商品先物取引等の投資情報番組
Commodity online .tv(コモディティー・オンラインTV)
4月16日(月)から放送をスタートしたようです。
そのニュースを知ったのは、
SNSサイト みんなのコモディティ
から配信されたメールマガジン。
通称『みんコモ』については、
産構審第4回商品先物取引分科会で、東京工業品取引所の江崎社長が
「東京工業品取引所のこれまでの取り組み」として
多様な市場参加者の参入促進-イメージ刷新に向けての活動を実施
の具体例としてを開設したことを報告していました。
『Commodity online .tv』も『みんコモ』同様、
取引未経験者から初心者、経験者まで幅広い投資家層に対して
商品先物取引の楽しさや奥深さを伝えていくことを目的にしているようです。
個人投資家をいかに取り込むか。
商品先物業界にとっては切実な、そして喫緊の課題です。
『Commodity online .tv』の今後の展開に大いに期待しましょう。
コモディティを中心とした投資情報を毎日のランチタイムにライブでお届け!
現役の女子大生がキャスターとなり、毎日、コメンテーターとトークします
商品アナリストなど多彩なゲストをお招きして投資の面白さを学んでいきます。放送時間 月曜日~金曜日 12:00~12:35(祝祭日を除く)
配信形式 インターネット・オンライン
(『Commodity online tv』公式サイト、Ustream、You Tube)協賛 日本商品先物振興協会/東京工業品取引所/東京穀物商品取引所
[Text:Sachiko Suzuki]
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