Financial Headline「これからの金融業界」 Vol.134 (2013.03.21)
2013/03/01(金)日経夕刊掲載
その他 ダンス苦手な先生 指導は「外注」
中学で必修化 ゲーム機活用やプロ講師
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> ワールドリズムダンス技能協会(東京・千代田)
> http://www.worldrhythmdance.jp/
>
> は、昨年4月、ヒップホップの指導者を認定する
> 「ヒップホップダンス基本技能指導士検定試験」を創設
>
> 大分県豊後高田市立河内中学校では
> 1、2年生のダンスの授業の導入部で
> 家庭用ゲーム機「Xbox」と、体の動きをセンサーで認識する
> 付属機器「キネクト」を活用した。
> http://www.xbox.com/ja-JP/kinect
>
> ゲームのキャラクターに合わせて生徒が踊ると、
> キネクトがその動きを読み取ってステップや振り付けを判定
>
>
> 文部科学省は2012年度から新学習指導要領を実施し、
> 中学1、2年生の男女の保健体育で武道とダンスを選択科目から
> 必修科目に変更した。
>
> 生涯にわたって運動に親しめるよう、
> 早くから多くの種目を体験させるなどの狙いがある
と新聞記事にはありましたが、
30年以上いろいろなジャンルのダンスを踊っている者として、
「この流れは何か、違う」と感じています。
教える側に立つ先生たちも気の毒ですが、
外注やゲームに頼ってまで義務教育で教えることなのでしょうか。
ダンスは、ステップを憶えればいいというものではありません。
中学校の授業で半ば強制的にダンスを教えられる子ども達は、
はたしてダンスは楽しいということを感じてくれるのか、
甚だ疑問です。
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