2013年1月4日。商品先物業界合同の賀詞交歓会に出席しました。
会場は昨年同様、茅場町駅近くの鉄鋼会館。
2月12日、東京工業品取引所は東京穀物商品取引所から
トウモロコシ、大豆、小豆、粗糖(精製前の砂糖)の移管を受け、
「東京商品取引所」へと名称が変わります。
吊り看板に6団体の名前が並ぶのは、今年が最後でしょう。
年頭所感で東京工業品取引所の江崎社長は、総合取引所構想の流れについて、
「海外、国内のどことどのように連携するのが最善の道なのか
夏までに目処をつけ、遅くとも年内いっぱいには結論を出す」
と語っていました。
経済産業省からは、商務流通保安審議官の豊永厚志氏が出席されました。
「今年は、オフェンス=攻めの年。
国際化も視野に入れ、今までとは異なる分野へと活動の場を広げてほしい」と挨拶。
続いて、農林水産省からは大臣官房審議官の櫻庭英悦氏が、登壇され、
「東京穀物商品取引所は解散するが、そのDNAは引き継がれる」
試験上場から1年4ヶ月経ったコメ先物については、「今年の夏に結論を出す」と述べられました。
また経産省同様、国際化に言及し、
「日本が国際社会のリーダーとして市場を活性化するために
何ができるかを業界の皆さんと共に考えたい」と結びました。
2013年巳年。商品先物業界は激変の年。
来年のことを言うと、鬼が何匹も高笑いしそうですが、
2014年の歌詞交歓会で
すっきりと生まれ変わった商品先物業界の姿に出会えるように、
この1年、攻めの姿勢で経営に、営業に、広報に取り組んでいきましょう。
[Text:Sachiko Suzuki]
[短縮URL]http://www.wordz-on.co.jp/?p=1906
[短縮URL]http://www.wordz-on.co.jp/?p=1906