開催はしたのは6月29日の土曜日。
月末の週末ということで、皆さん本業が忙しく、「ひとり女子会」となりました。
会場に選んだのは、井の頭公園の中にあるカフェ。
梅雨の晴れ間。
すっかり濃くなった木々の間から
井の頭池の水面が見える席を予約して、
ところどころに見える青空を
仰ぎ見ながらランチしました。
注文したのは、お肉のランチプレート。
お野菜も生(サラダ)と温(ゆでた青菜)の
二種類がたっぷりついてきました。
生春巻き、パクチー風味のしょうが入りスープ、
ゆで卵もついてのこのボリュームに大満足です。
お肉につけるタレは、期待通りに辛~い。
けれど、おいしかったですよ。
スイーツはタイのタロイモココナツ焼きプリン
「カノムモーゲン」をチョイス。
「焼きプリン」というよりも、
軽めの芋ようかんといった味。
生クリーム大好きなので、
たっぷりなのが気に入りました。
今回のディスカッションテーマは「コメ先物」についてです。
心地よい午後の風に吹かれながら、
蚊取線香の煙にちょっとむせながら、
ひとり、こころの中で考えました。
とりあえずやってみようと2年前に始まった試験上場の期間が8月7日で終わります。
本来なら順調にいけば「本上場」となるはずでしたが、
JA農協が参加しないから出来高が増えなかったという理由でそうはならず。
大阪堂島商品取引所は試験上場の2年延期を申し出ました。
それにしても、とにかく盛り上がっていませんね。
2年前も感じたのですが、
商品先物業界関係者は皆さんどこか冷めていて、あきらめムードです。
なぜなのでしょう。
本上場が見送られたということは、
2年の間に商品先物業界全体としては何も努力してこなかったというのと同じでは…。
日本人なら誰もが知っているお米。
こんなにも身近な商品が先物市場で取引されていることを
知っている人が自分のまわりにどれほどいるのか。
思い浮かばない。
コメ先物なんて普通の人たちにはまったく知られていない話。
そういえば、TTPの話や農業問題を扱うテレビ番組の中で、
あの池上彰さんでさえ農協の先進的な試みを紹介しても、
先物取引のことには最後まで触れていなかったなあ。
これが、現実。
コメ先物取引は国のためになると、業界人は本気で信じているのかな。
取引所の啓蒙努力に任せるだけでもだめで、
コメ先物取引を使ってもらうための営業活動、
コメの先物取引のことを伝える努力を、個々人がしているのか。
自分自身は2年間、何をしてきたのか。
等々、ランチの長粒米を眺めながら、考えました。
このままではお米の価格決定の主導権をアジアの他の国に持っていかれてしまうかも。
ランチのあとは、もちろん紫陽花ですね。
井の頭池のまわりには
大人の背丈ほどもある紫陽花が咲いています。
お寺のそれのように、低く刈り込んでいないので
野性味を感じます。
で、やっぱり乾杯!しました。
次回は参加される方が増えますように\☆/
お店での開放感を女子会メンバーと共有できなくて、とても残念!
涼風に吹かれながらのひとときを皆さんとぜひ分かち合いたいので、
夏の間はこのお店を使おうかな。
7月は29日の土曜日に開催します。
井の頭公園内に咲く睡蓮の花を見に行きましょう。